更新日:2024年7月3日 | Maki
シャワーヘッドの交換時期を見極める方法と、交換の必要性を示すサイン、さらに交換手順の詳細について解説します。
結論として、5年が交換時期に目安です。それを超えてくると水漏れの原因になるので注意が必要です。シャワーヘッドのサブスクでは、3年から5年で交換するようにプログラムされている場合が多いです。
また、シャワーヘッドやホースからの水漏れ、ひび割れ、カビや水垢の付着は、交換を検討すべき重要な兆候です。
本記事では、これらのサインをどのように見分けるか、そして交換時期が来た際の正しい交換手順を、わかりやすく説明します。
シャワーヘッドの交換は、快適で安全なバスタイムを保つために不可欠です。適切なタイミングでの交換が、日々の生活の質を高める鍵となります。
シャワーヘッド交換の基本情報
シャワーヘッドの交換は、快適なバスタイムを保つために重要です。交換時期の見極め方、種類と特徴の理解、そしてメーカーと型番の確認が基本となります。これらを把握することで、最適なシャワーヘッドを選び、長期間にわたり快適な使用が可能となります。
シャワーヘッド交換時期の見分け方
シャワーヘッドの交換時期は、水圧の低下や水漏れが目安となります。通常、シャワーヘッドは約5年ごとの交換が推奨されています。これは、水垢やサビなどの蓄積が原因で、水の流れが悪くなるためです。定期的な交換は、水の無駄遣いを防ぎ、節水にもつながります。
- 交換時期の目安: 一般的に、シャワーヘッドやホースは約5年ごとの交換が推奨されます。
- 水漏れ: シャワーヘッドやホースから水が漏れている場合、すぐ交換が必要です。
- 物理的な損傷: ホースにひび割れや破れがある場合は、事故のリスクが高まるため、交換を検討しましょう。
- カビや水垢: カビや水垢の付着は、衛生面での問題を引き起こす可能性があります。
シャワーヘッドの種類と特徴の理解
シャワーヘッドには、取り外しが可能なタイプとできないタイプがあります。一体型となっている場合は、ホース毎取り替える必要がある場合があります。
- 取り外し可能なタイプ: シャワーヘッドとホースが別々になっており、それぞれ個別に交換が可能です。
- 一体型タイプ: シャワーヘッドとホースが一体となっているため、交換する際はホースごとの交換が必要です。
ご自宅のシャワーヘッドがどのタイプに該当するかを確認することは、交換作業を行う際の重要なステップです。
取り外し可能なタイプでは、シャワーヘッドまたはホースのみの交換が可能ですが、一体型の場合は両方を同時に交換する必要があります。
一体型は古いタイプに多いので、一般的には取り外しが可能なタイプが多いです。
シャワーヘッドのメーカーと型番の確認
シャワーヘッドを交換する際は、現在使用している製品のメーカーと型番を確認することが重要です。
これにより、互換性のある製品を選ぶことができ、取り付け時のトラブルを避けることができます。
- メーカーと型番の確認: 交換前に、現在使用しているシャワーヘッドのメーカーと型番を確認します。この情報は、シャワーヘッドとホースを繋ぐ部分に記載されていることが多いです。
- シャワーヘッドのタイプ: メーカーによって、シャワーヘッドが取り外し可能なタイプか、一体型かが異なります。ストップ機能の有無などで見分ける方法もあります。
- ネジ部分の規格: メーカーによってネジ部分の規格が異なるため、適切なアダプターの使用が重要です。水漏れなどのトラブルを避けるためにも、この点は特に注意が必要です。
- 互換性: 多くのシャワーヘッドには、異なるメーカーに対応するアダプターが付属しています。ただし、KVK、MYM、ガスターなどの特定のメーカーでは、専用の付属アダプターが必要になることがあります。
時折、メーカーの名前がわからないシャワーヘッドが存在します。その場合は、お近くのホームセンターなどに持ち込みをして確認できる場合があります。
インターネットに詳しい方であれば、写真を投稿して型番を教えてくれる場合もあります。いずれにせよ、型番がわからないとネジの規格もわからないため、新しいシャワーヘッドを購入しても、取り付けができないなどの失敗が起こる可能性があるので注意する必要があります。
シャワーヘッドの交換のサイン
シャワーヘッドのトラブルは、日常生活においてよく遭遇する問題です。
水滴が止まらない原因、接続部分の水漏れ、水の出が悪いといった一般的なトラブルを理解し、適切に対処することで、快適なバスタイムを取り戻すことができます。
水がポタポタ落ちている状態は、水道代が気がつくとアップしてしまい、シャワーヘッドを交換した方が安かった。。。なんてことになるので今すぐ交換しましょう。
シャワーヘッドからの水滴が止まらない!
シャワーヘッドからの水滴が止まらない主な原因は、内部のパッキンやシールの劣化です。これらは時間の経過と共に摩耗し、水漏れを引き起こします。定期的な点検と交換が必要で、これにより水漏れを防ぎ、水道料金の節約にもつながります。
- 残留水による水滴: シャワーを止めた後、ヘッド内に残った水が原因で水滴が落ちることがあります。この場合、シャワーヘッドは正常に機能しており、故障ではないため、修理や交換は不要です。
- 上向きにしても水滴が落ちる: シャワーを上向きにしても水滴が落ち続ける場合は、水栓自体の故障が考えられます。特に内部部品の経年劣化が原因であることが多いです。
- 蛇口内部の部品: 現代の浴室には、サーモスタット混合水栓など複雑な構造の水栓が多く見られます。これらの水栓の故障の場合、自分での交換は困難です。
このように、シャワーヘッドからの水滴が落ちる原因と対処法を理解することで、不要な修理や交換を避け、適切な対応を取ることができます。特に複雑な水栓の場合は、専門知識が必要なため、業者に依頼するのが最善の選択です。
シャワーヘッド自体が原因なのか、それとも他に原因があるのかで対処法が変わってきます。複雑な構造の場合はパーツを一つ交換したただけでは修理できない場合がありますので、専門業者に依頼するする必要があります。
シャワーヘッドの接続部分の水漏れ対策が必要!
シャワーヘッドとホースの接続部分からの水漏れは、接続不良や部品の破損が原因で起こります。
接続部をしっかりと締めること、必要であれば新しい部品に交換することが解決策です。
- 分離可能なタイプの水漏れ: シャワーヘッドがホースから分離できるタイプでは、接続部分から水漏れが発生することがあります。これは、部品の経年劣化によるものです。
- 一体型のシャワー: 一体型のシャワーでは、ヘッドとホースの間に隙間が生じることはほとんどなく、この種の水漏れは稀です。
- パッキンの役割: 接続部分には「Oリング」、ホース内には「Uパッキン」というパッキンがあり、これらが隙間を埋めて水漏れを防ぎます。
- パッキンの劣化: 長年の使用により、これらのゴム製パッキンは劣化し、水漏れの原因となります。劣化の兆候には、ひび割れや弾力の喪失、手に色が付くなどがあります。
このように、シャワーヘッドとホースの接続部分からの水漏れは、主にパッキンの劣化が原因です。特に分離可能なタイプのシャワーでは、接続部分が多いため、水漏れが発生しやすくなるため、注意が必要です。
水漏れをしだしてから検討する方が多いようですが、高級なシャワーヘッドをお使いの方は壊れる前に、新しい物を購入して、古い物を出品するなどすると、コストを抑えることができる可能性があります。
シャワーヘッドからの水の出が悪い!
シャワーヘッドの水の出が悪くなる主な原因は、水垢や汚れの蓄積です。定期的な清掃や、必要に応じて酢などの自然な洗浄剤を使用することで、水流を改善できます。
- 散水板の詰まり: シャワーヘッドの散水板にある小さな穴が、長期間の使用により汚れて詰まることがあります。これが水の出が悪くなる主な原因です。
- 散水板の掃除: 散水板が取り外し可能な場合は、歯ブラシや小さな洗浄ブラシを使用して穴の部分を掃除することで、水の出を改善できます。
- 散水板が取り外せない場合: 取り外しができない場合は、シャワーヘッド全体の交換が必要になります。
- 給湯器のパワー不足: シャワーを使用している際に他の場所でお湯を使うと、給湯器の能力を超えてしまい、一時的に水量が減少することがあります。これは一時的な現象であり、お湯が再び供給されれば元に戻ります。
これらの点を理解し、シャワーヘッドの水の出が悪くなった場合の原因を特定することが重要です。
水の出が悪い理由は、シャワーヘッドを交換しても直らない場合がありますので、注意しましょう。また、私の家では散水版に穴が空いていました。数年ほど使用すると穴が開く場合がありますので、一度シャワーヘッドを外してみてみることをおすすめします。
シャワーヘッドを自分で交換する際のポイント
シャワーヘッドの自己交換は、適切な知識と準備があれば簡単に行えます。既存のシャワーヘッドとホースの確認、ホース交換時の注意点を理解することが、スムーズな交換作業の鍵となります。
既存のシャワーヘッドとホースの確認
自分でシャワーヘッドを交換する前に、現在使用しているシャワーヘッドとホースのタイプを確認することが重要です。ホースの長さや接続口のサイズも確認し、適切な製品を選ぶようにしましょう。
- メーカーと製品の確認: 自分でシャワーヘッドを交換する前に、現在使用しているシャワーヘッドのメーカーと製品の種類を確認することが重要です。
- 後継品の購入: 新品に交換する場合、同じメーカーの後継品を選ぶのが一番シンプルで確実です。
- 多様なメーカーと製品: INAXやTOTOなど、多くのメーカーが様々なシャワーヘッドを製造しています。一般的には、水栓からホース、ヘッド部分まで同じメーカーの製品が使用されています。
- 多機能製品の魅力: 現代のシャワーヘッドは多様な機能を備えており、異なるメーカーの製品を選びたくなることもありますが、互換性の問題が生じる可能性があります。
- アダプターの使用: 異なるメーカーのシャワーヘッドを取り付ける際には、接続部分のサイズが合わない場合、アダプターを使用することで設置が可能になります。ただし、アダプターも製品によって異なるため、購入時には注意が必要です。
シャワーのホース交換時の注意点
ホースも交換する場合、新しいホースがシャワーヘッドと蛇口の両方に適合するかを確認することが必要です。また、ホースの長さを選ぶ際は、使用するバスルームのサイズに合わせて適切な長さを選ぶことが大切です。ホースが長すぎると邪魔になり、短すぎると使用時に不便を感じることがあります。
ホースの入れ替えは、工具が必要になるため難しい場合がありますので、特に女性の方は力が必要になりますので、無理に行って手を痛めることがないようにしましょう。
- ホースの長さの確認: シャワーヘッドと一体型のホースを取り付ける場合や、ヘッド部分の交換と同時にホースも交換する場合は、現在のホースの長さを確認することが大切です。
- 適切な長さの選択: 浴室の設計によっては、シャワーを掛ける部分が壁の上下にあることもあります。この場合、床に触れない程度の長さのホースを選ぶことが重要です。
- ホースが床に触れる問題: ホースが床に触れると、カビの発生やホースの劣化が早まる可能性があります。また、壁に接触する場合も注意が必要です。
- カビの予防: 近年、黒カビ防止素材を使用した浴室が増えていますが、湿度の高い環境では赤カビの発生を完全に防ぐことは難しいです。そのため、床や壁に触れない長さのホースを選ぶことがカビ予防につながります。
シャワーヘッド交換の手順
一般的に、シャワーヘッドの交換は、正しい手順と準備を行えば、誰でも簡単に実施できます。ここでは、交換の手順と注意点をお伝えします。
シャワーヘッド交換に必要な道具と部品
シャワーヘッドの交換には、通常工具なしで行うことができます。ただ、滑りやすいのでゴム手袋などが必要です。また、特殊なシャワーヘッドの場合はアダプターが必要になる場合があります。
- ゴム手袋: シャワーヘッドの取り外しには時に強い力が必要です。ゴム手袋を使用すると、摩擦力が増し、取り外し作業が容易になります。
- アダプターの使用: 特定のメーカー(KVK、MYM、ガスター)の製品を使用している場合、専用のアダプターが必要になることがあります。適切なアダプターを使用しないと、取り付けに失敗したり水漏れのリスクが高まったりするため、事前の確認が重要です。
- 新しいシャワーヘッドと付属部品: 交換用の新しいシャワーヘッドを用意することはもちろん、ゴムパッキンなどの付属部品も必要に応じて交換することが推奨されます。これにより、取り付け後の水漏れを防ぐことができます。
シャワーヘッドの取り外し方の基本
既存のシャワーヘッドを取り外す際は、まず水道のメインバルブを閉じて水圧を下げます。その上で、シャワーヘッドを通常はくるくる回すことで取り外すことができます。ただ、水垢などで固まってしまっている場合は、力が必要になる場合があります。
- 取り外しの基本: 既存のシャワーヘッドを取り外す際は、シャワーホース側の金具を回して行います。シャワーヘッド自体を回すと、樹脂製の部分が損傷する可能性があるため、金属製のホース側の金具を回すのが適切です。
- 注意点: シャワーヘッドを取り付ける際には、ホース側の金具を回すことで、ネジの斜めがけを防ぎます。シャワーヘッドを無理に回すと、ネジ山が削れてしまい、適切な取り付けができなくなるリスクがあります。また、水漏れの原因にもなり得ます。
- 異なるタイプへの対応: シャワーヘッドとホースが一体型である場合や、ホース側の金具が回転しないタイプの場合もあります。そのため、取り外しを行う前に、シャワーヘッドのタイプを確認し、適切な方法で取り外すことが重要です。
シャワーヘッドの取り付け方のコツ
新しいシャワーヘッドの取り付けは、一般的には非常に簡単です。斜めがけをしてしまって、ネジ部分を壊してしまわないように、最初は優しく、そして最後はきっちりと締め上げるようにするとうまくいきます。
- 取り付けの基本: 新しいシャワーヘッドを取り付ける際は、取り外し時と逆の方向に回して固定します。このプロセスは非常にシンプルで、特別な技術は必要ありません。
- 注意点: 取り付ける際には、ネジの斜めがけを避けるために、シャワーホース側の金具を回すことが重要です。シャワーヘッド自体を無理に回すと、ネジ山が損傷する可能性があります。
- 確実な固定: シャワーヘッドがしっかりと固定されていることを確認してください。不安定な取り付けは、将来的に水漏れやその他の問題を引き起こす原因となります。
- 最終チェック: 取り付け後、水漏れがないかを確認するために、シャワーを一度使用してみましょう。問題がなければ、取り付けは成功です。
シャワーヘッド交換時に困った時の対処法
もしシャワーヘッドが固くて外れない場合は、プライヤーを使って慎重に力を加えます。また、新しいシャワーヘッドが合わない場合は、型番やサイズを再確認し、必要であれば適切なアダプターを使用します。
どうしても難しい場合は、専門業者に依頼しましょう。無理やり外して破壊してしまった場合、数日シャワーが使えないとなる危険性があります。
- ゴム手袋の使用: ゴム手袋を使うと、グリップ力が向上し、シャワーヘッドをより簡単に回して外すことができます。
- 清掃: シャワーヘッドが固くなる主な原因は、ネジ部分に蓄積された水垢や汚れです。まずはこの部分を丁寧に掃除してみましょう。
- ウォーターポンププライヤーの使用: それでも外れない場合は、ウォーターポンププライヤーを使用します。この工具は水道工事でよく使われ、強力なグリップ力で固定された部品を緩めるのに適しています。ただし、使用する際は接続部分をタオルなどで保護し、傷をつけないように注意してください。
まとめ:シャワー ヘッドの交換時期は?見分け方と交換時期のサインと交換手順の解説
シャワーヘッドの交換時期とその見分け方、交換手順についてのまとめです。
交換時期の見分け方: シャワーヘッドやホースの交換目安は約5年です。特に、ホースやシャワーヘッドからの水漏れ、ひび割れ、カビや水垢の付着が見られる場合は、交換を検討すべきサインです。これらは浴室内の衛生状態を悪化させるだけでなく、事故の原因にもなり得ます。
交換手順: まず、既存のシャワーヘッドの種類とメーカーを確認し、適切な交換品を選びます。取り外しには、ゴム手袋を使用してグリップ力を高めると良いでしょう。
固くて外れない場合は、ウォーターポンププライヤーを使用しますが、傷を避けるために接続部分にタオルを巻くことを忘れずに。新しいシャワーヘッドの取り付けは、取り外しの逆の手順で行います。取り付け時には、ホース側の金具を回して、シャワーヘッドを損傷しないように注意が必要です。
シャワーヘッドの交換は、浴室の快適さと安全性を保つために重要です。適切な時期に交換し、正しい手順で行うことで、快適なバスタイムを維持しましょう。
シャワーヘッドは5年間は交換しなくて良いというものではありません。美容に関わること、毎日使うものであれば、良いシャワーヘッドがある場合は、使ってる物を売って、新しいものを買えば良いのです。毎日のバスタイムを豊かにするために、必要経費として捉えるのが良いでしょう。
壊われてから買い替えるようでは、数日シャワーが使えなかったり、水漏れでシャワーを使う度に大量の水をただ捨てている状態を避けましょう。
私はシャワーヘッドについての日々考えてしまって病まない?30代後半の女性です。節水や美容、水圧、シャワーヘッドの見た目の良さ、使いやすさ、新しい技術に注目して、いろいろなシャワーヘッドを試して比較しています。「止められない」私のサイトでは、これらのポイントでシャワーヘッドを詳しく紹介し、皆さんが自分に合ったものを見つけられるようにしています。美しくて環境にも優しいシャワーをみんなに提案しています。少しでもお役に立てれば嬉しいです。